2026.01.10

こういう日はあまり眠れないのだが、昨日は割とぐっすり眠ることができた。楽しみ、という感情とはまた違う、心がポカポカする感じがある。初めてのZINEフェス。どんな人と出会えるのだろうか。少しでも、心が通じ合う人と巡り会うことができたらいいな。

僕のエッセイはなんとなくで読める気がする。あまり力を入れて書くことがないから、読者としても力まずに読めるのではないだろうか。今もわんことにらめっこをしながら、ゆるく書いている。わんこはクリスマスのおもちゃがまだお気に入りだ。きっとクリスマスだと分からないで噛んでいるのだろう。だんだんと黒くなってきているから、洗わないと。今日の朝は気分がいい。朝にお風呂でしっかりと温まって、ふくらはぎをマッサージするとすごく調子がいい。今日も外は寒い。

あっという間にイベントは終わった。すごく楽しかった。こんなにも本を作っている人がいるのかと思うと、かなり感銘を受けた。自分ももっと素敵な本が作りたいと思うと同時に、色んな人の色んな人生があるのだなと、当たり前だけど改めて感じた。最後に売れ残った本を、知り合った人に配り歩いて、「いいんですか?!」という反応を見るのが楽しかった。結局僕は新しい本を書き続けるから、自分でアーカイブの在庫を持っていたところで意味はないので、最後の方は知り合いが来たら無料で渡していた。それよりも何よりも、読んでくれることの方が嬉しいから。自分が書いた文章が誰かの心に届くことが、何だか別の世界で出会い直している感じがして楽しいから。

一緒に出店したなよまるとも、終始楽しいトークができて、飽きなかった。なよまるも力が抜けている人だからか、僕も自然とゆったりとして、和やかな雰囲気だった。最初は通りすがる人に挨拶することがちょっと恥ずかしいというか、慣れない感じだったけど、最後の方は「二人でポッドキャストやってます!」と、ちょっと図々しく自分たちの活動を推すことができた。なんかその力んでいる感じと、無理やりな感じ、頑張っている感じが、僕ららしいなと思って、心の中で笑っていた。

昔、僕の個展に来てくれた子が、たまたま来ていたことに驚いた。その子はもともと音楽をやっていて、音楽活動に専念しているのかと思ったら、文章を実はやりたいんですよね、だから来たんです、と言っていて、びっくりした。びっくりしすぎて、もちろんエッセイたちはタダでその子の手元に吸い込まれていった(もちろん僕の風に乗って)。音楽活動も結構波に乗っているはずなのに、言葉や写真にまで活動を広げるなんて、すごいなあと思った。その子のライブに一度お邪魔したことがあるのだが、声の大きさがしっかりとあって、芯のある子だなと思ったことを覚えている。

そんな偶然の出会い。自分でものを作っている人は、何だか少し不安そうで、でも必死に自分のことを知ってもらおうとしていて、その姿がなんだか人間らしいな、いいなと思った。ちょっと僕は今まで、届く人の届けばいい、それは運命に任せるとかそういう斜に構えた見方をしていたけど、反省した。頑張って自分の作品を売り込んで、読んでもらうこと、買ってもらうことって本当に勇気と根気がいること。きっとこのイベントに出続けている人もいるのだろうなと、整頓されたブースたちを見て思った。

今は風呂でエッセイを書いている。なんだか風呂に入る時に急に寂しくなって、スマホを持って、ざぶん。しっかりとiPhoneの耐水性能を調べてから入ったから、多分大丈夫であろう。いやあ、今日も素敵な一日だったなあ。なんだかんだで、やっぱり書くことはやめられないし好きだなと思う。あとは誰かと、まったり喋ること。この「まったり」というところが大事で、力を抜いて話す時間が自分には必要なんだなと今日感じた。なよまると話していて、友達との時間の中でも、ゆっくりとすぎる時間が好きなのだなと思った。てか、昔はiPhoneがトイレに落ちただけで大騒ぎだったのに、本当に技術の進歩ってすごい。

風呂から上がったら、友達からラインが届いていた。そういえば、先日友達に誕生日プレゼントをAmazonから送ったのだった。そういえばとか言って、実はラインが来るのを楽しみにしていた自分がいる。カメラマンの友達で、中学生からの同級生。フィルムカメラを持っていないから、撮りやすいものを贈った。「最高すぎ」と喜んでくれたラインを見たら、心の中で小さくガッツポーズが生まれた。

友達かどうかに関わらず、何かを贈ることは好きみたいだ。今日も自分が書いた本をプレゼントすることになんの躊躇も無かったし、むしろ贈らせてくれて、さらには読んでくれてありがとうとすら思っている自分がいる。それって素敵なことだし、自分で自分を褒めていいところだと思う。もしかしたら、僕は自分にお金を使うよりも誰かに何かを贈ることの方が好きなのかもしれないなと感じた。

21時ぐらいから死んだように寝ていた。今は1時を回っている。なんか寝たら、生活が戻ってきた感じに一気になって少し安心した。またいつも通りの日々が始まるのだな、という感じ。

僕はイレギュラーなことが少し苦手なので、ZINEフェスは流石に応えた。普段は家かカフェでぬくぬくしてるから、遠出するとなるとこういう時ぐらいしかない。でも、たまにはこういう旅のようなものもいいなと思った。味わえない感覚が味わえるから。