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2026.03.10

昨日、『汝、星のごとく』を読了した。

いやあ、いやあ、泣き明かしてしまった。

深夜の3時ぐらいから読み始めて、後40ページぐらいだから一気に行っちゃえ!と思って読み切った。気づいたら5時で、ぼろぼろぼろぼろ泣いていた。小説のクライマックスに、とことん弱い。そして実は、人生で読み切った本の4冊目ぐらいだったと思う。

たくさん本は持っているけれど、それは最近増えたもので、それまでは全く読んでいなかったから、読了している本は少ない。小さい頃は全く本を読まない人間だった。

小説は生き物みたいだなと思った。一人の人間から出てきたとは思えない、世界が広がっていた。そして、それが自分の手元に届くこと。小説が歩いてきて、人の心に住みたがっているみたいだなと、読んでいて思った。もちろん、それを書き切った著者の凪良ゆうさんには、もう頭が上がらないというか、どう敬意を表していいかわからない。小説家って、やっぱりすごい。

小説のいいところは、自分じゃない人生を歩んでいる気になれるところだと思う。

細やかな情景描写で、一歩ずつ登場人物の人生を味わう。それは現実世界では決してできないことだなと思う。あっぱれ、小説。ビバ、小説。

カフェからふと外を見ると、雪が降っていた。3月もそろそろ中旬になるのに、まだ雪が降るのかあと、特に珍しそうな顔もせずに見た。そうか、今日は10日だから、うちのわんこのルゥちゃんが9ヶ月になったということだ。

うちに来たときは4ヶ月だったから、あれから半年ぐらい経ったのかと思うと、なんだか感慨深い。また昨日みたいに泣きそうだ。大切な存在の大切さはその人にしかわからないことを『汝、星のごとく』で教わったから、ルゥちゃんと出会えた奇跡にも、昨日は泣き明かしていた。そして、未来で出会えるであろう、僕の新しい家族のことも、より一層楽しみになった。

夜になった。

今日は母親が日光への旅行から帰ってきた足でうちまで来てくれた。日光の旅館がわんちゃん大丈夫だったらしく、お土産売り場にわんこグッズがあったからと、色々と買ってきてくれた。コーラの缶のおもちゃを買ってきてくれたのだが、中身が飛び出る仕様で(もちろん布でできている)、飛び出たそれがうんこにしか見えなくて困っている。うちのわんこのうんこよりもはるかにでかいそれは、僕がメガネをかけていないと巨大なブツに見えて仕方ない。ああ、でもいただいたものだしわんこの気に入っているから、随分と長い間うちに居座りそうだ。

タバコを吸い始めてから四日ぐらいが経っただろうか。なんだかんだで依存性は全く感じない。三本で収まるし、むしろそれ以上吸ったら気持ち悪くなる。そして、吸っている時間はたくさん深呼吸ができて、むしろ体調が良くなっている。

僕が苦味が割と好きな人間なので、セブンスターの苦味はすごく心地がいい。これがいわゆる「うまい」ということなのだろうか。夜空や夕焼け、朝の光などを見ながらタバコを吸う時間は、あっという間に至福の時間になった。