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2026.03.04

星野源さんのオールナイトニッポンが終わる。3月31日が最終回らしい。だからそれまで、毎回リアタイしようと思った。今日も夜中に聞いている。

ポッドキャストと違って、聞き流されるのが前提のテーマの薄い話は、何かをしながら聴くのにちょうどいい。

そういえば、前に薄く関わっていた星野源の大ファンだという友人は、オールナイトニッポンを正座して聞いているらしい。その時は失礼がないように「すごいね、愛だなあ」とか言っていた気がする。よく考えてみると、深夜1時ぐらいに正座してラジオを聴いているなんて、相当な愛だなと思った。

偏愛。良いなあ、そこまで好きなものがあって。

最近ぼーっとする。

意識がはっきりしていないといけないという、会社員時代の感覚がまだ残っていて、ちょっとだけ気分が悪くなる。コーヒーを飲んでいるからなのかなと思うが、多分花粉のせいだろうと思う。

不思議と深夜は、その罪悪感がなくなるから、僕は深夜に起きていることが好き。明日の予定が何もないことを確認して、部屋の電気を全てつけて、パソコンに向かう。もちろん意識はぼんやりしたまま。

僕が薄めのコーヒーが好きなことは、エッセイを普段から読んでくださっている方なら知っているかもしれない。今日も12グラムの豆で、マグカップ2杯ぐらいを抽出している。じんわりと豆の味が広がってきて、心地がいい。

朝になった。

嵐の新曲がリリースされていた。もしかしたら最後の曲なのではないかと思って、恐る恐る聴いた。小学生中学生ぐらいに聴いていたメロディーに似ていて、ああ、これが嵐なんだよなあと、すごく懐かしく思った。

五人が何年もかけて築いてきた関係性がしっかりと歌詞に表れていて、解散するのかあと一人でしみじみしていた。嵐は間違い無く、僕に取っての青春だった。ライブとかは行ったことないし、めっちゃ曲を知っているわけではないけれど、心の一部分を預けていたところがあった気持ちを、新曲「Five」を聴いていて思い出した。

ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね。」を見始めた。不思議なドラマだなと思いながら、見入ってしまう。映像ならではの空気感、間の取り方。杉咲花って、こんな可愛かったんだ、キャラクターもあってか、不思議な女性、でも可愛らしい感じができて、なんだか惹かれる。杉咲花が小説を書いているらしい。そうか、小説って体験したことじゃないとやっぱり書けないよな、とも思った。成瀬シリーズも、著者の宮島さんは膳所の方だったと調べて知った。

映像を見ると、見入ってしまう。だからあまり好きではない。

映画を見るとその世界に溶け過ぎてしまう。疲れるというか、体が乗っ取られる感覚がある。違う世界に生まれてしまった、みたいな感じになるから、苦手。でも見ちゃう。見始めると気になってしまう。自動的に進む物語の楽さ、それでもしっかりと入ってくる世界。なんだか映像ってずるいなあと思う。でも僕も、部屋ん中も暗くしてカーテンも閉めて、それを助長する。

一話だけ見て、ドラマを見る前まで聴いていたポッドキャストをまた聴き始める。カーテンを開けて、外の光を部屋の中に入れる。一気に世界が変わるはずが、少しだけ静かな空気が流れる。陽が傾いているからか、薄い青色に部屋が染まる。