久しぶりに、朝という朝を過ごしている。朝ごはんを食べてカフェに来て、ゆっくりとアールグレイを飲んでいる。めっきりと冷え込んできて、カフェの中でもダウンを着ている。寒暖差の考慮のためなのか、カフェの中は暖かすぎない温度になっている気がする。助かる。
自分のエッセイを読み返すと、一月前のことでも、別人のような人生を歩んでいるように感じた。蒸籠も食べていなかったし、年末年始のポヤポヤポヤポヤ感じが残っている。今も変わらないのだが。そう考えたら、成長しようとしてする必要なんてないのだなと思った。勝手に人生は進んでいるし、変化している。
炭水化物を食べなくなってから、自分でも信じられないぐらい体が軽い。最近は、蒸籠に野菜や肉や魚を入れて、蒸してそれだけを食べている。顔も体も浮腫まなくなったし、潤っている気がする。乾燥もかなり抑えられている。炭水化物って、運動を激しくしない自分にとってはもしかしたら要らないものだったのかもしれない。そして、牛肉よりも鶏肉の方が好きになった。脂っこいものが、苦手になった。
食生活が安定しているせいか、カフェに行くと他人の不摂生が目に付くようになった。モーニングを食べている人を見れば、この人は朝にパンを食べるのか、とか思ってしまう。別に僕の心の中で思っているだけで、その人の好きにすればいいことなのだが。いや、エッセイに書いている時点で、これは批判になってしまうのだろうか。ごめん。
好きなものを食べればいいと思う。僕も蒸籠が健康的だからという理由よりも、美味しいから食べている。野菜がこんなに美味しく感じられたのは人生の中で初めてだから。
本を持ってきても、開かないことが多い。本を持ってくるのは、自分がいつでも違う世界に行くことができるという安心感を感じるためなのかもしれない。
午後になった。夕方ぐらい。今日は上手く生きることができたなと思う。上手く生きられるというのは、そのまんまの意味で、落ち着いて上手に生きることができた、と思う。
下手に生きた日も、もちろんある。そういう日はだいたい、荷物が来すぎて慌ててしまった日とか、やることをやりすぎてしまったりとか、そういう日になっている。
上手く生きている日は、色んなことが順番にのんびりと過ぎゆく。朝にYouTubeを撮る、わんこと散歩に行く、カフェに行く、スーパーに行く、お気に入りの雑貨屋に行く、昼ごはんを作る、コーヒーを淹れる。そんな順番が大切で、日々変わらない生活の中できらりと輝く幸せを見つけることが好き。