2025.12.28

わんこにルームウェアを着せた。外がめっきりと冷え込んできたからだ。あと、うちのカーテンは前の家のお下がりで使っているから、下まで長さが届いていない。下から隙間風が入ってくる。わんこはちょっと寒いかなと思い、ルームウェアを着せた。買おう買おうと思っていたカーテン、そろそろまじで買わないとなあ。

ルームウェアは、マフラーのもじゃもじゃ?みたいなのが最後に付いているセーター。うちの子はめちゃくちゃ小さいので、サイズがぴったりのものがなかったのだが、トリミングでお世話になっているところにたまたま良い感じのサイズのものがあり、買った。家に来た時は、服をあれだけ嫌がっていたのに、今はすごく快適そうである。なんだかんだで、服を着ると温かいしテンションも上がるよね、かわい子ちゃん。

本に囲まれている生活は、思ったよりも豊かだ。先日、エッセイを大人買いした。30冊買った。こんなに買えるのは大人の特権であると思いながら、Amazonで注文確定のボタンを押した。

エッセイは、なんだかリアルというか、本当にあった話を書いてくれているから、すごく読んでいて楽しい。小説にハマった時期もあったが、ちょっと現実離れしているのもあり、あまり好きになれなかった。本を読むことすら、小説に向き合っていたら億劫になってしまった。エッセイは、そんな自分を少し楽にしてくれるものだ。

今日は一緒にフィルムカメラを買いに行く約束をしていた友達が喉が激痛だからといけなくなった。激痛って、あまり使わない表現だから相当なんだろうなと思った。

僕のエッセイでお馴染みニューマン高輪に一人で行くことにした。腕時計を探しに行ったのだが、結局リングとメガネも買ってしまった。いや、しまったではない、買えて幸せ。ちょっと大人っぽいシルバーを基調にしたものを選んだ。昔かちょっと変わったデザインとか好きだったけど、なんだかんだでシンプルで高級感のあるものが好きになってきて、年齢を感じた。でもいいものが買えて嬉しい。初めて、ステンレスのシルバーのベルトの時計を買った。お父さんしかつけないだろと思っていたものをつけるようになるなんて、大人になったなあ。しみじみ。

僕は買い物をする時、店員さんを一番大事にする。たとえ物が良くても、感じの良い店員さんではなかったら買わない。今までの買い物も、何万円というものを買うときは、だいたい店員さんと仲良くなって買う。やっぱりそのブランドのことを一番わかっているから、似合うとかも考えてくれることが嬉しい。

今日は腕時計を買った店員さんが印象に残っている。多分僕よりも年下で新卒ぐらいの人だったけど、すごく丁寧に対応していただいて心が温かくなった。時計の時間を合わせたりベルトを変えたり、少し時間がかかって、僕のことを待たせてしまっていると思っている初々しい感じが、その店員さんの良さを表していた。こういう待つ時間も、その人が自分のために頑張ってくれていると考えたら、本当に愛おしい時間だなと思う。

その時計屋さんで、ある女性二人が時計を選んでいた。どうやら、片方の女性の誕生日プレゼントを買いに来たらしい。買ってあげる女性の方が、「半分だけ出すの、全部は出さないわ。」と言っていて、なんか良いなと思った。そういう砕けたことを言える関係性、素敵だなと思った。しかも今日は年末。そういう日に一緒にプレゼントを買いに行くなんて、いいな。その買ってあげる方の女性は、その言葉を店員さんともう一方の女性の顔を見合わせて言っていて、なんだか嬉しそうだった。

帰ってきて、わんこの散歩に行った。いつもと違って、リングと時計を身につけて行ったので、気分が良かった。テンションが高いわけではなくて、気分がいい。このちょっとしたニュアンス、大事。ちょっとドヤ顔でパン屋にも行って、レジに並んだ。

めっきり寒くなってきたからか、わんこが震えていた。ニットセーターだけだと寒いらしい。この前買ったダウンと夕方の散歩は着させようと思う。こういう時、子育てしているなあという感覚がして、少し好き。

わんこと生活を始めてから、自分が親である認識が強くなった。だいぶ心に余裕が出てきたし、街中で子供っぽくイライラしている大人を見ると、お主もまだまだだな、と思うようになった。ちょっと澄まして歩くことも始めたし、家でコーヒーやお茶を淹れるようになった。だから今、生活が楽しい。ずっとやってみたかったネイルも始めた。メンズのネイルは周りの目が気になるなとか昔は思っていたけど、小さいことに気を遣っている男性って素敵だよなと自分でも思って、始めた。マットのトップコートを買って、静かな男性っぽいグレーの爪になっている。手元がおしゃれだと日頃のテンションが違う。昔から髪を染めることが好きだから、爪に色をつけるのもすごく楽しい。

おしゃれの捉え方が少し変わってきたところ、やっぱり大人になったな。静かで軽やかだけど、広い海のような心を持ちたいなんて思っている。でも家では、相変わらずわんこを「ぶりぶりうんちくん」と呼んでいることを誰も知らない。

そういえば知り合いが芸能人になってから2年ぐらいが経った。頑張れ、負けるなという気持ちで見ていた。方向性が変わって、それは違うだろうとなった時もあったが、なんだかんだでインスタをフォローしてみている。だから、偶然街ですれ違った時は、全力で応援していることを伝えたい。それは本当に応援しているかしていないかではなくて、もうあまり会わないのだから、会って気持ちを伝えられるときは思い切り気持ちがいい、友達に応援されることって幸せだなと思って欲しいから。

音楽家だから、また会えたら応援したいな。

なんだかんだで実家への帰省を楽しみにしている自分がいる。心の状態によって、父親への接し方が変わってしまうかもしれない、ちゃんと感謝を伝えられるかなと思っているけれど、このままいけば大丈夫そうだ。父親とは、小さい頃から全然話せていなかったけど、やっとなんとなく距離感が掴めてきそうな感じはある。自分が社会人になって、その大変さを知ったからこそだ。そういう意味では、適応障害にはなったけど会社員を経験して良かったと思う。